メンタルヘルスを問う前に


今日は主に電気工事を業務とされている

Y社さんの新任ライン管理職研修で、

メンタルヘルスをテーマにした研修を行いました。

 

 

私は前職のコールセンター(プロバイダー)で、
メンタル不全が原因で退職せざるを得なくなったスタッフを、
たくさん見てきました。

 

 

リーダー職だったので、「見てきた」というよりは、

「対応に追われた」というのが真実かもしれません。

 

 

コールセンターというのは、その人の対人スキルや、
人生の歴史が如実に出てしまう仕事だと思います

 

 

自分は社交的で人が好きだと思っていても、

ちょっとしたお客様の怒号で、

過去にいじめられたことや、虐待の拒否感などが、

潜在意識から嫌な雰囲気だけが浮かび上がってくることも多いのです。

 

 

そんなことを思い始めてから、私は、

個人的にメンタルヘルスの勉強をするようになり、

どうしたら、ご本人の意図しない退職を防げるのか、

真剣に考えるようになりました。

 

 

ですが、今思えば、それらのあれこれは、

頭でっかちで、目の前の現実とは距離があったかもしれません。

 

 

メンタルヘルスを学ぶ前に私がしなければいけなかったのは、

本やウェブサイトや勉強会で得た知識の実践ではなく、

まず、自然に言葉をかけ、雑談を交わし、相手と仲良くなること、

だったと思うんですよね。

 

 

なぜなら、人の強さの源は、

自分を理解し、共感し、無条件に応援してくれる、

絶対的な味方の存在だったりするからです。

 

 

だから、難しい事柄をあれこれ学ぶ前に、まず、

相手の方と、良好なコミュニケーションが取れているかどうか?を、

自問することから始めないといけないのでは?と思ったんです。

 

 

メンタル不全から立ち直った人のお話を伺うと、

「家族が支えだった」「理解ある上司に恵まれてラッキーだった」

という言葉をよく聞きます。

 

 

メンタルヘルスで大事なのは、

管理者として職場のために接するのではなく、

一人の人間として、人として相手とどう接するのか?だと思います。

 

 

研修では、その発想をベースに、

雑談力の強化や、リフレーミング、発想の転換など、

演習を多用しながら、ちょっと楽しい感じで進めてみました。

 

 

で、一番受けたのは、実は、「マジカルバナナ」の演習でした。

 

 

「マジカルバナナ」は飲食業のやとわれママ経験のある私の友人が、

スタッフの女の子達に、接客力(雑談力)強化のためにやってみたら、

とても効果があったというエピソードがあります。

 

 

そうやってみると、雑談力というのは、

連想力を鍛えることで、強化されるのかもしれませんね。

 

 

研修後のアンケートでは、

「自分は頭が固いことがわかった」というコメントも複数拝見しましたが、

私よりもずっと若い皆さんなので、きっと、これから!だと思います!

 

 

 

 

 

 

<アイデア発想とメンタルヘルス> 4時間30分/新任ライン管理職の皆さん/新任ライン管理職研修

 

・こころを近づける会話

・メンタルヘルスの統計

   ・年々増加してきたメンタル不全

   ・情報通信業が飛びぬけて多い

   ・「人間関係」が不安、悩み、ストレス原因の第1位

   ・事業所の規模にも関連性

   ・事業者側は「本人の性格の問題」と捉えていますが

   ・本人が辛く感じればそれはストレス

・会話の力を磨く

   ・味方をつくる「雑談力」

   ・コーチングにおける「アクティブリスニング」   

・こころを強くする「発想の転換」

   ・メンタルヘルスとリフレーミング

   ・ブレーンストーミングの考え方

   ・制限をかけずに発信させる

   ・クロニンジャーのパーソナリティ理論

   ・誰もが無限の可能性を開花できる

   ・自己価値、自己効力感、生きていく力