地域コミュFM活性化の笹モデル


友人達3人と合計4名で、

地域コミュニティFMでラジオ番組をやっています。

エフエムたいはくで毎週木曜日19:30~20:00放送の

「じょぶネタ!ワン・タイム・トーク」という番組です。

昨日(5/5)はその第5回目の放送で、

黒木薫さんをゲストに楽しいトークを伺いました。

 

 

「じょぶネタ!ワン・タイム・トーク」は2014年の後半も半年続けた番組です。

2014年の前半は、コーチ協会の予算で放送していた「僕と私とコーチング」でした。

関わっているメンバーと内容は、ほとんど変わりないのですが、

コーチ協会で予算を出しているときは「僕と私とコーチング」という名前で会員がゲスト。

そうでないときは「じょぶネタ!ワン・タイム・トーク」という名前で出演者公募です。

これを交互に繰り返している番組枠で、いまやっているのは、

「じょぶネタ!ワン・タイム・トーク」の2016年版ということになります。

かっこよく言えば、SeasonⅡという感じでしょうか(笑)

なんだか、わかりにくいですよね^^

 

 

この枠は元々、2014年に、知人のエフエムたいはく関係者の方から、

「放送枠を買いませんか?」と打診をいただいたものです。

 

 

自分でお金を出すよりも、

せっかくなので誰かの役に立つ企画にしたいと思い、

以前から代表幹事を務めている

日本コーチ協会東北チャプターの幹事メンバーに、

「会員が自己PRできる場としてどうかしら?」と、相談したところ、

全員が大いに賛同してくれたため、

予算を取って、うちの会で正式にその枠を買うことになりました。

 

 

そして「僕と私とコーチング」という番組名で内容を自主制作し、

2014年の半年間と2015年の1年間に毎週放送いたしました。
2014年が半年間だったのは、半年分の予算しか確保していなかったからです^^

 

 

2014年の番組が終わりに近づくころ、
エフエムたいはくさんから、番組継続の打診がありました。
私自身も続けたい思いがありましたが、こちらもそれほど潤沢な予算はありません。

 

 

そこで、どうしたら、番組を自分で継続することができるか、

真剣に考えてみたのです。

 

 

一番簡単なのは、番組出演を有料化して、

ラジオに出てみたい人や、ラジオを通じで自己・自社PRしたい方から、

お金をいただくことですが、

地域コミュニティFMは法律で電波の出力が制限されているようで、
聴取エリアがそれほど広くありませんし、
日常的に聞いている人も少ないと思われ、
ラジオに出たからと言って、お金を払うほどのPR効果が望めるとは、

私には思えませんでした。

 

 

ですがSNSにアップできる、「ラジオ出演写真」なら、

欲しい人はたくさんいると思いました。

ラジオでオンエアされるトーク以上に、

「ラジオ出演した事実」の証拠写真のほうに価値があると思ったんです。

 

 

考えてみれば、聴取者が少ないラジオで話す、

その場限りで消えてなくなる流動情報よりも、

それを記録して、エリア外の人でもいつでも見られる、

固定コンテンツがあったほうが、出演者はよりいっそううれしいかもしれません。

 

 

だったら、出演時の放送内容を動画に撮って、

YouTube公開する、という付加価値を付けようと思いました。

それだったら、たとえ聴取者の少ない地域コミュニティFMでも、
私なら1万円ぐらいでも、お金を払っても出たいと思うかも。

 

 

問題はその動画の撮影と編集を誰に頼むか?ですが、

私は可能なら、障害者の方にお願いしたいと考えていました。

障害をお持ちの方でも、PCスキルのある人がもしいたら、
その方にお願いすることで、在宅ワークの可能性を探りながら、

(わずかですが)収入の一助にもして欲しいと思ったのです。

 

 

長年の社会経験で思いますが、こういうことって、

関わる全ての人達の利益を等分に図っていった方がうまくいくんです。

なので私が考えた小さなビジネスモデルは以下です。

 

 

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出演料を有料化する(出演者がもらうのではく、払うほう)

いただいたお金の半分は放送料としてFM局に払い半分は障害者の方に払う

私自身は無収入でも可。持ち出しすることなく番組継続ができることが目的なので。

私に利益はなくても、専用HPをつくり毎回放送内容と記事をアップすることで

パーソナリティとしての自分をアピールできる。

出演者はラジオ出演と固定コンテンツで自己・自社PRができる。

障害者の方の収益にもなる。

FM局も放送枠が埋まって収益になる。

番組関わる全ての人にメリットがあり、全ての人が幸せになれる。

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よし、これで行こう、と思いました。

 

 

幸い、この件を相談した仕事先のみやぎセルプさんから、

チラシ作成や動画編集など、

IT系で障害者の就労支援事業を行っている、

一般社団法人COM'Sさんをご紹介いただき、

こういうお話って、まとまるときはあっという間にまとまるものだな、

と、思いました。

 

 

①ラジオ出演を有料化

②出演時の固定コンテンツ作成とインターネット公開

 

 

これをセットにしていけば、

スポンサーの獲得に苦慮する小さな地域コミュニティFMでも、

それなりに放送枠は埋まるのではないかと思いました。

 

 

有料にするかどうかは別として、

このやり方を「私もマネしていいですか?」と言ってくれたのが、

友人の宇佐美陽子さんで、

宇佐美さんはなとらじのパーソナリティさんでもありますが、

ご自身の番組で、固定コンテンツを提供なさっていると思います。

 

 

それから、私達が動画撮影と編集をお願いしている、

一般社団法人COM'S所長の西山さんも、

この春から始めたご自身の番組(仲間の皆さんと開始)で、

動画公開しています。

 

 

エフエムたいはくさんが、ネットラジオで聴ける放送局なら、

私はこんなことを考えなかったと思いますが、

有料であれ、無料であれ、どうせ出演するなら、

できるだけ多くの人に聞いてほしいというのが、

出演される方の心情だと思うんですよね。

 

 

ラジオ局の中にはユーストリーム配信している局もありますし、

パーソナリティ自身が自前でユーストリーム配信しているケースもありますが、

ユーストリームって、ネットにあまり詳しくない方には、

少し難しい感じがして、ちょっと敷居が高いと思うんです。

 

 

幸い私は、市価よりも安く動画撮影と編集をしてくれる事業者さんが見つかったので、

9月まではこの方法で番組を続けたいと思います。

 

 

出演者を募る都合上、有料である旨は明記しないといけませんが、

そうなると、「出たがり」と思われたくない人は躊躇するかもしれません。

ですが、番組の収益は障害者の皆さんへの動画作成費(と放送料)に使われるので、

これは小さな社会貢献でもあります。

 

 

私達がお願いする動画作成は、練習ではなく本物の実戦なので、

その作業を通して、プレミアプロによりいっそう習熟し、

就労に必要な動画編集スキルとぜひ身に着けて欲しいと願っています。