2016年

4月

28日

高校生が体育館でストロータワー


LINEの注意点や面接対策の基本も解説。
LINEの注意点や面接対策の基本も解説。

高校の1学年の皆さんに講演を行いました。

タイトルは

「高校生のための”社会人へのステップ”~3年後には社会人~」

 

 

内容は、

①SNS(主にLINE)の注意点、
②面接対策としてのビジネスマナー、

そして最後にストロータワーを皆でつくるワークショップ、

③「ストローワーク」を行いました。

 

 

ストローワークは、

私が2011年のコーチングフェスタ(主催:日本コーチ協会東京チャプター/会場:大正大学)

で実際に体験して、得るものが非常に大きかったワークショップです。
こちらの分科会で体験)  

 

グループごとに作戦を練る
グループごとに作戦を練る

 

ストロー12本とハサミ1丁だけを使って、
制限時間内にできるだけ高いストローのタワーをつくる、という、

ただそれだけのグループ対抗ゲームですが、

これが非常に奥深いのです。

 

 

実は、その条件で高いストロータワーをつくるのは、

それほど簡単ではありません。
まず、どうやって自立させるか。これがやってみると案外難しいのです。
また、高さがなければ勝てないので、

誰もがストローを上に継ぎ足して、もっと伸ばしたいと思いますが、

そのためには接地部分の足回りにストローを多く使って、

強度を安定させないといけませんが、

それをやりすぎるとストローの本数が減ってしまい高くならない矛盾。

そのあたりが悩ましいのです。

  

 

皆でアイデアを出しあう
皆でアイデアを出しあう

ストローワークは実際に自分が5年前に体験してみて、

アイデア発想やチームビルディングには非常に効果的と感じ、

とてもいいワークショップだとそのときは思いましたが、

そのことはそのまますっかり忘れていました。

 

 

ところがその後、

所属する日本コーチ協会東北チャプターで開催した講演会で、

講師の本間直人先生の著書を買って読んでみたところ、

中にストローワークの進め方が書いてあるではありませんか。

 

 

 

 

優勝チームは110cm!頑張りました!
優勝チームは110cm!頑張りました!

チーム力をつくる3ステップ いつもの開発メンバーで150%の成果を出す! (エンジニア道場)

 

 

自分の体験が5年も前のことだったので、記憶も曖昧でしたが、

正しい進め方や条件さえわかれば、自分の研修にも応用できますし、
何よりすでに著書で公開されている情報なので、

誰がやってもいいし、誰もでも実践できます。

(こういったコーチングや人材育成の手法というのは資格やライセンスが絡むことがあって、

いくら払ってどの講座を受講して〇〇認定を受けないと他人には提供できない、等色々ありますから)

 

 

そこから私は、チームビルディングの研修や、

アトラクション的な講演依頼をいただくときには、

このストローワークをよくやるようになりました。

私は、対象者によって時間やルールを少しアレンジしていますが、
どの会場でも非常に好評で、

終了後もしばらく皆さんの話題になっています。

このブログをお読みの方も、ぜひ一度、試していただきたいワークだと思います。

 

ストローワークは、

「どこで止めるか?」の戦略や時間配分もかなり重要です。

社会人向け講座のときには、せっかく高いタワーをつくったのに、
「あともう一本分高く」と欲を出したために、
全体がバランスを失って倒れてしまい、
すでに修復できる時間はなく、リタイヤに終わるグループを、
たくさんたくさん見てきました。(その辺に社風がよく現れます(笑))

 

 

そのため社会人の場合は、リタイヤ率が非常に高く、

半分ぐらいのグループは最後まで完成できません。

前述のように欲を出して失敗する場合もありますが、

話し合いに時間をかけすぎて、着手したときにはすでに時間がない!

というケースが多いです。

 

 

アイデアや構想自体は優れていても、実際に取り組んでみると、

机上の理論だけでは気づかない意外な盲点や欠点が明らかになります。

それを修正するだけの時間が取れないケースが大半なのです。

そうしてみると、このワークは、

あまり考えずに、まず取り組んでみて、

試行錯誤しながらアイデアを出し合っていくのがコツかもしれません。

 

 

私は本に書かれている内容とは異なり、話し合いと作業の時間を敢えて分けていないので、

いつまでも止めずに話し合っているグループは当然作業時間が足りなくなりますが、

そういった失敗もまた、いい気づきになると考えて、助言などはせず放置しています(笑)

 

 

今回の高校生の皆さんは、運営の都合上、1グループ8人としましたが、

それだと手空きの人が出てきたり、メンバーの温度差が出やすいので、

ハサミを2丁に増やして作業分担が容易に割り振りできるようにしました。

 

 

実はこの大人数で行ったのも初めてですし、

高校生を対象に行ったのも初めてのことで、(しかも会場は体育館)

フタを開けてみるまでは、どういった結果になるか読めませんでしたが、

誠実で素直な生徒さんが多い高校さんで、

全員が真摯に取り組んでくれました。

 

 

それにしてもやはり、若い方の発想は柔軟ですね。
社会人のときには見られない形状のストロータワーがたくさんありました。

また、各グループに2丁ずつ配ったハサミの1丁を、
重石がわりにして下部に固定させたグループもあり、

感心させられました。

 

 

一番素晴らしいと思ったのは、大人のように話し合いになんか時間をかけずに、

開始の合図と共にどのグループもすぐにストローをいじり始めたこと。

大人は頭でっかちなので、まず理論や構造から入るんですよね(笑)

今回は結果的に未完成のまま制限時間を迎えてしまったリタイアグループが、

学年全体で2グループしかなく、その辺でも大人との大きな違いを感じました。

 

 

でも、もしかしたら、先生達も一緒になって、

各グループを見て回る間に、助言してくださったかもしれませんけどね。

 

 

先生のお話によると、

今回の皆さんは入学されてまだ三週間しか経っていない皆さんなので、

席が近い人同士がようやく言葉を交わすようになって来たぐらいの時期だそうで、

これを機に、クラスのムードも人間関係も変わるのでは?という感想をいただきました。

そうだといいですね。

 

 

高校生の皆さんにも効果的とわかったので、この内容はいつかまた、

機会があれば、別な高校さんでもぜひやってみたいです。

 

 

 

高校生のための「社会人へのステップ」~3年後には社会人~

 

[本研修の内容]

ITを通じた人間関係で注意すべきポイント

面接対策、基本中の基本

仲間と協力し合う演習

 

 

[内容(スライドタイトルや実施項目)](45分×2コマ+10分=100分 休憩なし)

 

・社会人になるということは(10分)

1)ITを通じた人間関係で 注意すべきポイント(LINEの注意点)(25分)

・LINEは登録と同時に電話帳や他のSNSを読み込む

・LINEは設定を変えないと「友達以外」からのメッセージも受信する

・検索を許可すると 知らない人からもメッセージが届きます(事例紹介)

・LINEは乗っ取られることがある(事例紹介) 

・普段から友達との信頼関係をしっかり(既読スルーの考え方や仲間外れについて)

 

2)面接対策、基本中の基本(25分)

・比較してみましょう(動作のスピードのワーク、動画撮影後再生)

・面接担当者の本音(動画)

・どちらがよい印象?(動画)

・相手の判断(第一印象)は目と耳で(メラビアンの法則)

・こんなところを見られます

・良い例、悪い例をみてみよう

 

3)仲間と協力し合うストローワーク(30分)

・説明

・作業時間

・計測と順位発表

 

4)全体のまとめ(10分)※整列時間含む